世田谷世田谷今昔物語

三軒茶屋エリア - 三軒茶屋(さんげんじゃや)

由来は江戸時代、大山参りの街道(今の国道二四六号線)と、江戸市中から「登戸」を経て鎌倉に向かう街道(今の世田谷通り)との分岐点(追分)にあたる。ちょうど、この三叉路付近に信楽(後に石橋楼)、角屋(現在はない)、田中屋(堀江)という三軒の茶屋が並んでいたことから、三軒茶屋と呼ばれるようになった。三軒茶屋の中心部には、世田谷郵便局と電話局、電報局が見える。現在、世田谷郵便局は移転し、そのあたりにはキャロットタワーが建つ。当時、三軒茶屋界隈には三軒茶屋第一映画劇場、三軒茶屋映画劇場、世田谷中央劇場、三軒茶屋東映などの映画館があって、区内随一の繁華街だった。

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三軒茶屋1丁目

三軒茶屋1-29住宅地図
氷 石橋

現:29番地、三軒茶屋第一病院そばにある「氷屋石橋」の姿が見える。周辺の商店が消えていく中、創業50年以上を誇るという。5~9月は手回し機で作るかき氷を提供し、冬場は焼き芋を売るという。


三軒茶屋1-34 住宅地図

現:34番地にある製薬会社「金冠堂」は戦後すぐに現在の場所にできたようだ。33番地の栄湯は現在はない。周辺は商店街で現存するお店も多い。

三軒茶屋2丁目

三軒茶屋2丁目住宅地図
三軒茶屋Y字路交差点
三軒茶屋Y字路交差点

三軒茶屋Y字路交差点。当時の協和銀行は現在「カラオケ ビックエコー」のビルになっている。協和銀行の前には玉電ポイント切り替えの信号塔と詰め所があった。「エコー仲見世商店街」の前身のようなお店は文字がつぶれて判別できない。元々この三角地の商店街は戦後の闇市がルーツという。

三軒茶屋中央劇場
三軒茶屋中央劇場

三軒茶屋には「三軒茶屋映画劇場」「三軒茶屋東映」「三軒茶屋中央劇場」などの映画館があり、区内随一の繁華街だった。映画の観客動員数は昭和33年がピークで、TVの普及とともに、その観客数を減らすこととなった。同昭和33年おけるNHKの受信契約は100万世帯を突破し、映画の観客数は加速度的に進んでいった。早くも38年には、最盛期の半分にまで落ち込んでしまうのである。現在、最近まで現存していた「三軒茶屋東映」(現:三軒茶屋シネマ)は屋上にバッティングセンター、1階が肉のハナマサがあるビルの4階に移って営業を続けていたが2014年に60年間に渡る歴史に幕を閉じた。「三軒茶屋中央劇場」は、こちらも2013年に閉館になってしまった。

当時の映画館に囲まれた「千代の湯」は現役だそうだ。
■TEL 03-3410-2535 ■営業時間 15:10~25:00 ■定休日 不定休


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三軒茶屋2丁目1住宅地図駒乃湯

現:17番地の「駒乃湯」はマンションの1階で健在。
■TEL 03-3421-4513 ■時間 15:30~24:00 ■休日 月曜、第一月、火連休


三軒茶屋2丁目1住宅地図

現:1番地の世田谷郵便局、現:4番地の世田谷警察署は当時それぞれ、大林組の寮、東京卸売市場世田谷配給所だった。

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