世田谷世田谷今昔物語

玉川エリア - 岡本1

岡本は町田川の上の岡の崖地のはずれをいい、玉川八景「岡本紅葉」がある。旧岩崎家別邸の静嘉堂文庫が岡の上(二丁目)にあり、和漢書二十万冊、古美術五千点を所蔵している。隣接する岡本公園には民家園あり。

岡本1丁目

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岡本1丁目20住宅地図

当時はまだ三菱財閥の岩崎家・日産財閥の創設者の鮎川義介氏の別邸が存在した。昭和53年に多摩川テラスというマンションができ、このとき鮎川義介氏所有の伊木家の下屋敷の表門である「武家屋敷門」を同マンション内に残した。現在区指定重要文化財に指定されている。6番地にあるのは俳優の仲代達也邸で現在は無名塾の仲代劇堂となっている。

岡本1丁目20住宅地図
長円寺

当時は区画整理されていないと見える。長円寺は、山号を岡本山と称した。ここから「岡本」という町名がついたといわれている。もとは北多摩郡砧村の一部だったが、砧村が世田谷区に吸収されて、この地区は岡本町として残り、さらに昭和43年、新住居表示により周辺の瀬田町・大蔵町・鎌田と区画を改め今の岡本となった。

映画から

病院坂
病院坂の首縊りの家
岡本1丁目10住宅地図
病院坂 現在

聖ドミニコ学園北の坂は1979年(昭和54)公開の「病院坂の首縊りの家」の病院坂のロケ地と言われる。首縊りの家はセットであろうが、地図当時のその場所は畑。現在は区立岡本地区会館が建っている。

岡本2丁目

岡本2丁目9住宅地図
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9番地の都立砧工業高校は2008年に都立玉川高等学校と合併し、都立世田谷総合高等学校になった。19番地は岡本公園、20番地の青丸辺りには岡本公園民家園が出来た。民家園にある茅葺き屋根の家は、瀬田の長崎家の旧母屋で、江戸時代に建てられたもの。茶の間に上がると囲炉裏に火が焚かれ、かつての農家の暮らしに想いを馳せながらお茶を飲みのんびり過すこともできる。入園料は無料だそうだ。21番地には八幡神社があり、そして23番地は静嘉堂文庫美術館(せいかどうぷんこ)。三菱の創業者である岩崎弥太郎の弟、岩崎弥之助と、その息子である小弥太が収集した和漢の典籍・書画・茶道具・刀剣などの古美術を収蔵する、静嘉堂文庫ならびに同美術館。正門からイチョウやスギなどの木立を抜け、緩やかな坂道を歩くと、イギリスのカントリーハウス風の洋館である文庫と隣接する美術館が姿を現す。所蔵品は約20万冊もの和漢の古典籍と、約6500点にのぼる東洋古美術品で、年4~5回開催される企画展で公開される。入園料は800円。

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