世田谷世田谷今昔物語

下北沢エリア -北沢(きたざわ)

「北沢」は、世田谷城の北にあった沢なので、その名がついたとされる。古い文献には喜多沢とも記されている。昭和39年、新住居表示によって旧北沢の大部分と、旧下代田町の一部を併せて今の北沢となった。ここには世田谷きっての繁華街がある。

北沢1丁目

北沢1丁目住宅地図
スズナリ

当時北沢4丁目であった1丁目。下北沢オデオンなど映画館がたくさんあって下地があったとはいえ「演劇の街・下北沢」を生み出した立役者といえば、本多劇場グループ。劇場主の本多一夫さんは新東宝ニューフェイスの第4期として俳優デビューするも、その後映画会社が倒産。戦災を逃れ、下北沢で小さなスナックを始め、1981年に「ザ・スズナリ」小劇場をオープン。当時は民家があった場所だった。中央に流れていたのは北沢川の支流。現:8番地にある「北沢タウンホール」は5階に「屋上庭園」と呼ばれる中庭のようなスペースがあり、開園時間であれば自由に出入りできる。下北沢では一番空が広い場所とも言える。風が吹き抜ける感覚も心地良く、都会の隠れたオアシスになっている。時間:8:00~17:00。

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北沢2丁目

北沢2丁目10住宅地図
本多劇場

1982年に客席数386で最も規模の大きい「本多劇場」が完成。ちなみにザ・スズナリは本多劇場の稽古場にする目的で改造されたものという。一階には小さな飲食店も入り、最も下北らしい風景を見せている。現在では本多劇場から多くの名俳優を輩出するほどの劇場へと成長。どの劇場も気軽に立ち寄れる雰囲気になっている。


北沢2丁目24住宅地図
下北沢駅前食品市場

下北沢駅北口。戦後の闇市がルーツの「下北沢駅前食品市場」は近年、再開発により取り壊されてしまった。現:25番地はピーコックができる前は商店や民家、映画館があった。近江屋デパートは現在ビルになっている。

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北沢2丁目19住宅地図
天才詐欺師物語 たぬきの中の狸 ロケ地1
天才詐欺師物語 たぬきの中の狸 ロケ地2

映画から

当時の下北沢南口商店街が小林桂樹主演の映画「天才詐欺師物語 たぬきの中の狸」(昭和39年8月1日公開)に出てくる。
澤田屋や丸井の看板が見える。澤田屋金物店は現在も同場所で営業を続けている。丸井の跡地は現在ビイルーム下北沢というマンション。

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